コーキングやシーリングの役割

> コーキングとシーリングの役割

シーリング・コーキングの役割

コーキングやシーリングは何のために必要なのか?

シーリングやコーキングというと、
一般的に、サイディング外壁、ALC外壁の工事でよく耳にされると思います。

サイディングやALC外壁というと、
一枚の壁ではなく、複数のパネルやボードを張り合わせてできている外壁で、どんなにぴったりとくっつけたとしても、そのボードとボード、パネルとパネルの間に、隙間ができてしまいます。

そのため、敢えて目地という少し広めの隙間を作り、そこにコーキング材を詰め、密閉することで、隙間から、水や汚れなどが浸入することを防ぎます。

コーキングの流れ 塗装完了後のコーキング部

また、様々なところにできるクラック(ひび割れ)の補修にも使用されます。

クラック部へのコーキング材の埋め込み コンクリートのクラック補修

クラックでできてしまった隙間に、コーキング材を埋め込む、
もしくは、Vカット・Uカットといって、クラック部分を大きくカットし、シーリング・コーキングを施すことで、水や汚れの進入を防ぎ、ひび割れを補修できます。

まさに、コーキングやシーリングという言葉の直訳
シーリング(Sealing)= 密閉する、蓋をする
コーキング(Caulking)= 詰め物をする
どおりの内容になります。

内部に水や汚れが浸入すると、塗膜の劣化に繋がるだけではなく、内部からの腐食を招いたりなど、大規模の補修工事が必要になることにもなりかねません。

シール部分が劣化しているだけ…と侮らず、早めに修繕していくことが、お家の長持ちの秘訣と言えるでしょう。

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