バッカー作り
バッカーとは
目地に注入したコーキング材をならすために使用されるヘラのような用具を、バッカーといいます。
サイディングやALCの目地はもちろん、サッシまわりなど、コーキング、シーリングが必要な場所はさまざま。
各お宅によってもそうですし、注入する場所によって、幅はさまざまなので、それに合わせて最適なコーキング材のならしができるよう、バッカーというヘラのような形の用具を作成します。
すでに作成してあるバッカーもあったりするので、毎回行う作業ではありませんが、バッカーも何回も使用していれば劣化してきますし、各箇所によって調整が必要だったりもするので、結構頻繁に行う作業です。
バッカーは、職人によるプロの作業だけではなく、DIYなどでも役に立つ用具です。
バッカーの作り方
バッカーや、ならしバッカーと呼ばれる、堅いゴムと、そのバッカーをはりつけるプラスチックや木のヘラを準備します。
こちらはネットやホームセンターなどで買うことができます。
そのバッカーをヘラに合わせてカットし、ヘラに貼り付けます。
接着用のシールがついているはずですが、ない場合は接着剤でも大丈夫です。
ななめに切れ込みを入れて、表面をヘラよりも少し大きめにしておくことが、ちょっとしたポイントです。
また、コーキングする箇所の幅に合わせて、いろんなサイズのバッカーを準備しておくこともポイントです。
サイズが合わないと、養生をした外側にコーキング材がついてしまう原因にもなりえます。
以上で完成ですが、さらに、グラインダーやサンダーと呼ばれる研磨機あるようであれば、サイズや角度などを調整できるとベストです。
このようにして作られたバッカーがどのようにして使用されるか、ぜひご覧頂けたらと思います。